宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 2/18 12:59 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。黒点が発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に440km/秒に上がりましたが、 その後は次第に低下して、 現在は390km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 全体的に南寄りに変化しています。 このため、磁気圏では小規模の変化が続き、 AE指数は、200〜400nTの変化が連続しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 磁気圏の活動も小さい変化になりそうです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にコロナホールが見えています。 今、地球の方向に速度の高い太陽風が飛び出しているところです。 3日後くらいから太陽風が強まりそうです。 太陽では、昨夜遅くから北西側(右上)に黒点が出現しています。 今朝のNOAAの報告書には記載されていませんでしたが、 群番号が付けられれば、2週間ぶりです。 SDO衛星AIA193では、 北東の端(左上)に明るい領域が見えています。 ここに黒点はあるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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