宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 2/19 13:10 更新 太陽風はやや低速です。太陽の北東の端から新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風は、380km/秒とやや低速の状態で安定しています。 磁場強度は5nTから3nTへ下がり、やや弱くなっています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は特に変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、 中央部のコロナホールが西側に少し進んでいます。 明後日くらいから変化が到来するかもしれません。 前周期(27日前)や前々周期(54日前)の頃と比較すると(1枚目の図)、 コロナホールの広がりが増しています。 27日周期の図で1月25日に到来している高速太陽風は、 より強まって回帰する可能性があります。 太陽では、 昨日北西(右上)に見えていた黒点に、 2802群と番号が付けられています。 昨日は左右に分かれて2箇所に見えていましたが、 左側が消えて、片方の黒点だけが残っています。 また、北東の端(左上)から新しい黒点が現れています。 小さい活動を起こしていて、 X線グラフにはBクラスの変化が観測されています。 この後、どの様に推移するでしょうか。 2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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