宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 2/16 13:28 更新 太陽風は低速の状態が続いています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風は、320〜330km/秒と低速の状態が続き、 グラフの最後で350km/秒へ少し上がった程度です。 磁場強度は、3nTから少しずつ上昇して、 現在は8nTと少し強まっています。 太陽風は、全体としては穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193の 北半球に見えていたコロナホールの影響は 特に見られないままになりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、 磁場の強まりとともに、 南北に少し大きく変化する様になっています。 このため、AE指数には300〜500nTの 小規模の変化が発生しています。 太陽風の変化が現状程度で留まれば、 磁気圏の変化も特に強まることはないでしょう。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南東部(左下)にコロナホールが見えています。 次の太陽風の高まりは、この領域の影響になりそうです。 太陽は、無黒点で穏やかです。 STEREO Ahead衛星によると、 太陽の北東の端(左上)の向こう側に 活動的な領域がある様です。 明日くらいに見え始めそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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