宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 2/ 7 13:11 更新 高速の太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 今日に入ったくらいから太陽風の速度は上昇を始め、 現在は520km/秒と高速の風になっています。 磁場強度も5nTから10nTに強まっています。 コロナホールの影響がやって来た様です。 太陽風磁場の南北成分は、 強度が上がっていることもあり、 南北にやや大きく変化しています。 このため磁気圏の活動も強まっていて、 AE指数では、500nTを超える中規模の変化が グラフの中盤から続く様になっています。 太陽風の速度が高まってきたので、 今後も活発な状態が続く可能性があります。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中央部にやや薄暗い コロナホールの様な領域が見えています。 この後、高速風がどのくらい続くのか注目してください。 太陽は、無黒点で穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 太陽の南東端(左下)に明るい領域が少し見えています。 STEREO Ahead衛星によると、 この1日ほどで明るく見え始めたところです。 どの様な領域か注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |