宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2021/ 2/ 5 12:39 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 昨日のニュースの後も太陽風速度の低下は続き、 夜には500km/秒台を割って、 現在は440km/秒まで下がっています。 磁場強度は4nTで推移していて、 太陽風は平均的な状態です。 磁場の南北成分は、小幅ですが、 南北にゆっくりと変化しています。 このため、南向きの頃のAE指数に、 500nT程度の変化が発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 この後は、磁気圏の変化も小さくなっていくでしょう。 27日周期の図を見ると、前周期よりは長くなりましたが、 今回の高速風は2日半程度でした。 続いて、SDO衛星AIA193で見えていた コロナホールの影響が始まりそうです。 どの様な変化になるか注目してください。 太陽は無黒点になっています。 SDO衛星AIA193では、明るく光る領域もありません。 STEREO Ahead衛星を見ても、 太陽の東端の向こう側に活動的な領域はなく、 まだまだ、静かな太陽が続くかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |