宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2021/ 2/ 6 12:57 更新 太陽風はやや低速になっています。この後、高まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、430km/秒からゆっくりと下がって、 現在は380km/秒とやや低速になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 速度が下がったので規模は小さくなっていますが、 AE指数は250nT前後の小規模の活動が続いています。 ただし、太陽風のグラフを見ると、 後半から、磁場の南北成分が 0nT付近で変化する様になっています。 この傾向が続くと、磁気圏は静かになっていくでしょう。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが西側にだいぶ進んでいます。 この後、太陽風の強まりが見られるかもしれません。 太陽は、無黒点で穏やかな状態が続いています。 STEREO Ahead衛星でも、 東端の向こう側に活動的な領域は見えません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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