宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2021/ 1/20 12:00 更新 1か月ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨夜から2797黒点群の活動度が少し高まり、 Bクラスの小さいフレアを起こすようになりました。 そして、今日未明、20日3時(世界時19日18時)に、 C1.0の小規模フレアが発生しています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 Cクラスに達するフレアの発生は、12月14日のC4.0以来で、 およそ1か月ぶりです。 2797群では、その後もB4.1、B7.0などの Bクラスの小さいフレアが続いています。 可視光写真では小さい黒点が増えた程度ですが、 この後、活動の規模はどの様に変化するでしょうか。 太陽風は、320km/秒の低速の風が続いています。 磁場強度は、5〜8nTと少し強い状態です。 磁場の南北成分は、グラフの前半は南北に変化していますが、 後半は北寄りになっています。 AE指数も、グラフの途中で小規模の変化が発生していますが、 後半は静かになっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールがだいぶ西に進んでいます。 太陽風の高まりはこれから始まるのか、 今回は消えているのか、引き続き注目してください。 2797黒点群でC1.0の小規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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