宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/26 12:30 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜に500km/秒台を割って、 今日の未明に450km/秒まで下がっています。 現在もこの状態です。 高速風は3日半ほどで終わり、平均的な状態に戻っています。 磁場強度は4nTから3nTへ少し下がり、やや弱い状態です。 南北成分は、比較的北寄りで推移しています。 磁気圏は穏やかな状態で、 AE指数は、磁場が南向きに振れた頃に中規模の変化を起こしていますが、 以降は変化がほとんどなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中央部の南寄りに小さいコロナホールが見えています。 ちょうど地球方向に速度の高い太陽風を吹き出しているところですが、 どの程度の影響が到来するでしょうか。 3日後くらいに注目してください。 太陽は、X線グラフはほどんど変化がなく、穏やかです。 SDO衛星の拡大写真では、 昨日と同様に2795の左下に小さい黒点が見えていますが、 NOAAの報告では番号は与えられていません。 このまま消えていくのでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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