宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/12/25 13:11 更新 太陽風は500km/秒台の高速風が続いています。これから速度が下がるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜にかけて580km/秒に高まり、 今日に入る頃からゆっくりと下がって、 現在は500km/秒に戻っています。 高速の状態は続いていますが、 終わりに近付いているのかもしれません。 磁場強度は、4nT前後と少し弱くなっています。 南北成分は、グラフの前半は南向きになっていて、 AE指数を見ると、小中規模の変化が発生しています。 グラフの後半は0nT付近で小さく変化する様になり、 AE指数も変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193は、 中央部の南半球側に小さいコロナホールが見えています。 今後の太陽風にどの程度の影響が見られるでしょうか。 太陽は、2795黒点群の左側に小さい黒点が現れています。 群番号が付けられる様な規模になるでしょうか。 X線グラフは変化がなくなり、太陽は穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |