宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/23 12:28 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風は、540km/秒前後の高速の風が続いています。 磁場強度は、4〜6nTと平均的な状態です。 SDO衛星AIA193で太陽の北半球側に見えていた コロナホールの影響が続いている様です。 磁場の南北成分は、弱い南寄りになっています。 磁気圏では活動が高まっていて、 AE指数では小中規模の変化が連続的に発生している様です。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールは西の端に近付いていて、 この後は影響が弱まりそうです。 高速の状態はどこまで続くでしょうか。 太陽は、南東(左下)の2794黒点群の左側に、 新しい黒点が現れています。 SDO衛星AIA131などの動画を見ると、 小さい活動を活発に起こしていて、 X線グラフにもBクラスの小さい変化が発生する様になっています。 今後、規模が大きくなる様なことはあるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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