宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/24 13:29 更新 太陽風は再び600km/秒台に高まりました。高速の状態は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後に再び600km/秒台に高まりました。 夜になると低下して、 今日の未明以降は510〜530km/秒となっています。 高速の太陽風は、3日目に入っています。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 南北成分は、グラフの中盤以降は 0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏の活動は落ち着いてきた様で、 AE指数も後半は変化が見られなくなっています。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央部にコロナホールはなく、 この後、太陽風は低速の状態になりそうです。 太陽では、東端に新しく現れた黒点に、 2795群と番号が付けられています。 この領域と、さらにもうひとつ向こう側の領域で、 Bクラスの小さいフレアが発生しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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