宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/20 14:31 更新 太陽風は平均的な速度にもどっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夕に 300km/秒台に少し上がり、 今日の未明から上昇を始めて、 400km/秒と平均的な状態に戻ったところです。 磁場強度は、昨夕に一時的に10nT近くに上がっていますが、 その他は5nT前後で推移しています。 現在、AE指数を参照することができませんが、 磁気圏は、基本的には穏やかに推移している様です。 SDO衛星AIA193では、 中央部の北半球側にコロナホールが見えています。 2〜3日後くらいから影響が地球に到来する可能性があります。 27日前より広がりが大きくなっているので、注目してください。 太陽は無黒点になっています。 STEREO Ahead衛星によると、 南東の端から活動的な領域が近づいていて、 これから見える様になりそうです。 ただし、SDO衛星AIA193では特に活動の様子は見えないので、 活動度は低い領域かもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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