宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/12/19 08:48 更新 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点寸前です。 担当 篠原 太陽風は、290km/秒と低速の状態が続いています。 速度が300km/秒台を割って3日半になりました。 27日周期の図では、速度の緑色の線が見えない状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 南北成分は南北に変化していて、 AE指数には小規模の活動が起きていますが、 全体としては磁気圏は穏やかです。 SDO衛星AIA193では、 北半球の中緯度にコロナホールが見えています。 もうすぐ太陽の中央線に達するくらいなので、 4日後くらいから地球に影響がやって来るかもしれません。 緯度が高めなので、どの程度の影響が見られるでしょうか。 太陽は、2793黒点群が更に小さくなり、 SDO衛星の拡大写真で黒い点が微かに見えるくらいです。 (掲載の写真では全く見えません) 一方、東端の向こう側から新しい領域が近付いていて、 SDO衛星AIA193でも少し明るく見える様になっています。 この後、どの様な領域が現れるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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