宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/16 12:46 更新 太陽風は更に低速になっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜遅くに300km/秒台を割り、 以降、280〜290km/秒とかなり遅い状態で推移しています。 磁場強度も、2〜4nTと弱くなっています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は、小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 北東(左上)の中緯度くらいにコロナホールが見えてきました。 太陽風に影響が見られるのは、5日くらい先になりそうです。 それまでは、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽では、2792黒点群の黒点が見えなくなっています。 一方、東の端から新しい黒点が現れています。 X線グラフは、Bクラスの小さい変化が起きている程度で、 太陽は穏やかになっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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