宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/14 12:15 更新 太陽風は低速になりました。太陽の東端に新しい黒点が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は350km/秒に下がり、低速になっています。 磁場強度も、5nTから3〜4nTに少し下がっています。 太陽風は穏やかな状態です。 磁気圏も静穏で、 AE指数は小規模の変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心部にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかな風が続きそうです。 一方、北東の端近く(左上)から、 コロナホールの薄暗い領域が見え始めています。 前周期よりも出現が遅れているようです。 今回はどのような広がりになっているでしょうか。 太陽では、2792黒点群に続いて、 新しい黒点が南西の端(左下)から現れています。 現れてすぐにB3.1の小さいフレアを起こしていますが、 その他に変化はなく、特に活動的という様子ではありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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