宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/12/12 12:43 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽の東端から活動的な領域が現れています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜に再び500km/秒近くまで高まりましたが、 すぐに低下が始まって、現在は440k/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく推移しています。 磁気圏は概ね静穏で、 AE指数のグラフは、時々小さい変化が見える程度です。 SDO衛星AIA193では、極域以外にコロナホールはありません。 この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、南東の端(左下)から新しい活動領域が現れています。 可視光写真を拡大すると、小さい黒点も見えている様です。 GOES衛星のX線グラフでは、 Bクラスの小さい変化が観測されています。 今後の活動に注目してください。 また、南西(右下)の2790群、その左側の2791群の領域でも、 Bクラスの小さいフレアが発生しています。 12日3時(世界時11日18時)のB5.0のフレアでは、 弱いCME(コロナ質量放出)も発生しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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