宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/13 13:13 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は440km/秒から380〜400km/秒へ下がっています。 磁場強度は、5nTで安定しています。 どちらも平均的な状態です。 磁場の南北成分は、グラフの後半で南寄りになっています。 AE指数は、グラフが太くなっていて見にくいですが、 小規模の変化が起きている程度です。 磁気圏は穏やかに推移している様です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは両極に見える程度ですが、 STEREO Ahead衛星によると、 これから北東側(左上)にコロナホールが現れる様です。 これは前周期にも見えていた領域で、 27日周期の図の前周期の 11月22日から始まる高速太陽風をもたらしています。 今回はどの様な変化になるでしょうか。 太陽は、2790黒点群は西に沈んで見えなくなっています。 南東(左下)の新しい黒点は、2792群と番号が付けられました。 今のところ、Bクラスの小さいフレアを起こしている程度です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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