宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/12/15 12:56 更新 C4.0の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 昨夜、14日23時(世界時14日14時)に、 太陽の南東(左下)の2792黒点群で、 C4.0の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 このフレアに伴って、CME(コロナ質量放出)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3による動画を掲載します。 地球から見ると、太陽の左側に向かって飛び出しています。 地球への影響はなさそうです。 また、太陽の東端に新しく現れていた黒点は、 2793群と番号が付けられています。 Bクラスの小さいフレアの発生が続いていて、 規模が拡大するかどうか、注目してください。 太陽風は、350km/秒の低速の状態が続いています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 AE指数は、時々、小規模の変化が発生している程度で、 磁気圏は概ね静穏です。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかな状態が続きそうです。 2792黒点群で発生したC4.0の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) C4.0フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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