宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/12/11 13:54 更新 太陽風の乱れは終わりかけています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、550km/秒から460km/秒へ下がり やや高速程度になっています。 磁場強度も、5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風の乱れは、1〜2日程度で終わりそうです。 磁場の南北成分は、グラフの中盤までは北寄りで、 その後、弱い南寄りになっています。 磁気圏の活動は特に高まることはなく、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の低緯度域にコロナホールはありません。 この後の太陽風は穏やかになりそうです。 太陽は、昨日見えていた北西(右上)の小さい黒点はすぐに消えて、 南西(右下)の2790群だけになっています。 X線グラフでは、Bクラスの小さいフレアが続いていますが、 これらは2790群の左側にあった2791群の領域で起きています。 SDO衛星AIA193の写真で明るく光っている領域です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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