宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/12/ 8 08:02 更新 C7.4の小規模フレアが発生しました。CMEの乱れが地球に到来しそうです。 担当 篠原 今日の未明、8日1時(世界時7日16時)に、 太陽の中央部の2790黒点群で、 C7.4の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 太陽を左側から観測しているSTEREO Ahead衛星の COR2カメラによると、 このフレアに伴ってCME(コロナ質量放出)が発生しています。 動画では、地球のある右側に向かってガスが飛び出しています。 3〜4日程度で乱れが地球に到来すると考えると、 11〜12日頃に太陽風の速度の高まりや磁場の強まりが 始まる可能性があります。 南向きに磁場が強まる変化が到来すると、 磁気圏の活動は一気に強まります。 今後の推移に注目してください。 太陽風は、速度が360km/秒に下がり低速になっています。 磁場強度も、6nTから4nTに下がっています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は概ね静穏の様です。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) C7.4フレアに伴って地球方向に飛び出したCME。STEREO Ahead衛星COR2。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |