宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)
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2020/11/26 13:46 更新 太陽風はやや低速になっています。太陽はやや落ち着いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、380km/秒とやや低速になっています。 磁場強度は、3~4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、グラフの中盤にかけて弱い南寄りになり、 AE指数はグラフが見にくいですが、 小規模の活動が続いています。 太陽風のグラフの最後では南向きの変化は小さくなっていて、 AE指数の変化も小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、太陽の低緯度域にコロナホールはなく、 この後の太陽風は低速の穏やかな風になりそうです。 太陽は、2786黒点群でC3.4の小規模フレアが起きていますが、 以降は小さい変化が見られる程度で、 やや落ち着いた状態になっています。 一方、太陽の東の端の南北両半球で、 新しい活動領域がこちら側に近づいています。 黒点は現れるでしょうか。
(c) SDO (NASA)  SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA)  DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC   27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図：宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ：NOAA/SWPC、作図：宇宙天気ニュース  | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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