宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/11/24 12:39 更新 C4.3の小規模フレアが発生しました。新しい黒点が東端から現れています。 担当 篠原 今朝、24日8時(世界時23日23時)に 太陽の南東(左下)の2785黒点群で、 C4.3の小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 また、2785群の向こうから、 大きい黒点がこちら側に回ってきました。 2786群と番号が付けられています。 2枚目に可視光の拡大写真を掲載しています。 2785群の2倍くらいの大きさに見えます。 今後どのような活動を起こすでしょうか。 太陽風は、昨日のニュース以降も速度の低下が続き、 現在は480km/秒とやや高速程度です。 今回の高速太陽風は2日程度で終わりを迎えるかもしれません。 太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態です。 南北成分は、0nT付近で小さく変化する様になり、 磁気圏の変化は規模が小さくなっています。 AE指数は、200~300nTの小規模の変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193は、低緯度域にコロナホールは見られず、 太陽風は穏やかな状態になりそうです。 2785黒点群で発生したC4.3の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2785黒点群(右)と新しく現れた2786群(左)。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |