宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/20 --- ---
11/19 --- ---
11/18 --- ---

黒点 11/20 (NOAA)
磁場 フレア
2783 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 373 -5.0
-2 h 350 -1.0
-4 h 344 -6.1
-6 h 319 -1.9
-8 h 312 -1.3
-10 h 304 +1.2
-12 h 297 +1.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -20 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 11 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
11/20 0.7 2x10^2
11/19 0.7 2x10^2
11/18 0.7 3x10^2
11/17 0.7 5x10^2
11/16 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/15 12:52 太陽風は更に低速になっています。太陽は無黒点になるかもしれません。
2020/11/16 12:36 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2020/11/17 12:34 太陽風の速度は290km/秒に下がっています。太陽の東端に黒点が現れています。
2020/11/18 12:24 300km/秒の低速太陽風が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/11/19 12:56 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/11/20 12:53 更新
太陽風の速度が平均的な速さに戻りかけています。

担当 篠原

太陽風の速度は、今朝まで300km/秒の状態が続いていましたが、
その後高まり始め、現在は380km/秒と平均的な状態に近付いています。
磁場強度も、4nTから7nTに少し上がっています。

27日前の太陽風は500km/秒台の高速風でした。
その変化が遅れて回帰しているのかもしれません。
引き続き速度の変化に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、今朝から南寄りにやや強まる様になり、
-5nT付近で推移しています。
AE指数は目立った変化にはなっていませんが、
これから変化が強まるかもしれません。

SDO衛星AIA193では、北半球の中緯度域のコロナホールが
太陽の中心線を越えています。
明後日くらいから、この領域の影響が始まりそうです。


太陽は、南東(左下)の2783黒点群の左隣りに、
小さい黒点が現れています。

一方、昨日、南西(右下)に見えていた小さい黒点は、
その後、消えてしまいました。

X線グラフは穏やかで、
Bクラスの小さい変化が起きている程度です。

STEREO Ahead衛星によると、
太陽の東端の向こう側に活動的な領域があり、
フレアを活発に起こしている様です。
明後日くらいにこちら側に現れそうです。
注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。