宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/11/12 12:38 更新 C2.6の小規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の南東(左下)の黒点は、2782群と番号が付けられました。 今日未明、12日3時半(世界時11日18時半)に、 C2.6の小規模フレアを起こしています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2782群はこの後にC1.2のフレアも起こしていて、 動画の最後に写っています。 2枚目に2782黒点群の拡大写真を掲載します。 東西の広がりはありますが、 黒点は飛び飛びに見える程度です。 太陽の南西(右下)の2781群は、 大きい黒点が1つ目立っているだけで、 その他の小さい黒点はほとんど見えなくなっています。 太陽風は、グラフの最新(右端)のデータが欠けていますが、 330km/秒と低速の風が続いています。 一方、磁場強度は、4nTから8nTへ少し強まっています。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。 速度が下がっているため、磁気圏の活動は小規模で、 AE指数は200~300nTの変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは見られず、 穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2782黒点群の可視光写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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