宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、C2.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/12 11:09 C1.2
03:38 C2.6
11/11 04:40 C1.3
11/10 --- ---

黒点 11/12 (NOAA)
磁場 フレア
2781 2 β C1
2782 3 β C3

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:48 331 +1.0
-2 h 347 -2.0
-4 h 338 -0.6
-6 h 335 +1.5
-8 h 331 -1.2
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 13 -/ -
-8 h 7 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 4x10^1
11/12 0.7 2x10^3
11/11 0.7 1x10^3
11/10 0.7 8x10^2
11/ 9 0.9 1x10^3
11/ 8 0.8 1x10^3

静か 激しい 非常に


















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X線3日1日 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/11/ 7 12:31 2781黒点群は少し落ち着いています。太陽風速度の高まりは終わりそうです。
2020/11/ 8 12:10 2781群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は再び高速になりました。
2020/11/ 9 12:11 2781群でC5.7の小規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速さに戻りそうです。
2020/11/10 12:54 2781群は穏やかになっています。太陽風は低速になりました。
2020/11/11 13:39 太陽風は更に低速になっています。10月の黒点相対数は 14.4 でした。
最新のニュース

2020/11/12 12:38 更新
C2.6の小規模フレアが発生しました。低速の太陽風が続いています。

担当 篠原

太陽の南東(左下)の黒点は、2782群と番号が付けられました。
今日未明、12日3時半(世界時11日18時半)に、
C2.6の小規模フレアを起こしています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

2782群はこの後にC1.2のフレアも起こしていて、
動画の最後に写っています。

2枚目に2782黒点群の拡大写真を掲載します。
東西の広がりはありますが、
黒点は飛び飛びに見える程度です。

太陽の南西(右下)の2781群は、
大きい黒点が1つ目立っているだけで、
その他の小さい黒点はほとんど見えなくなっています。


太陽風は、グラフの最新(右端)のデータが欠けていますが、
330km/秒と低速の風が続いています。
一方、磁場強度は、4nTから8nTへ少し強まっています。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。
速度が下がっているため、磁気圏の活動は小規模で、
AE指数は200~300nTの変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは見られず、
穏やかな太陽風が続きそうです。



2782黒点群で発生したC2.6の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2782黒点群の可視光写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。