宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/11/10 12:54 更新 2781群は穏やかになっています。太陽風は低速になりました。 担当 篠原 X線グラフは目立った変化がなくなり、 2781黒点群は穏やかになっています。 拡大写真では、昨日よりも黒点が小さくなっていて、 縮小の傾向が続いているようです。 一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 東端(左端)の南半球側に明るい領域が見えていて、 活動的な領域がこちら側に回ってきた様です。 可視光写真を拡大すると、黒点ができている様です。 (掲載の可視光写真では分かりません) 太陽風は、昨日のニュースの後も速度が下がり、 350km/秒と低速の状態になっています。 磁場強度は、4~5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、弱い北向きが続いています。 このため磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。 SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールはなく、 この後は低速の太陽風が続きそうです。 2781黒点群の可視光写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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