宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 4 --- ---
11/ 3 --- ---
11/ 2 03:45 C1.7
02:16 C3.4

黒点 11/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2781 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:53 328 -0.9
-2 h 333 -0.4
-4 h 378 -0.0
-6 h 369 +0.7
-8 h 357 -0.8
-10 h 366 +0.4
-12 h 360 +0.7

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
-:- - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 3x10^2
11/ 4 0.8 6x10^2
11/ 3 0.7 6x10^2
11/ 2 0.8 2x10^3
11/ 1 0.8 7x10^3
10/31 0.8 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/10/30 12:20 C4.3の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は終わり、平均的な速度に下がっています。
2020/10/31 12:48 太陽は穏やかになっています。太陽風は平均的な状態です。
2020/11/ 1 13:21 太陽風は平均的な状態です。2つの黒点群は沈みかけています。
2020/11/ 2 12:17 C3.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速になっています。
2020/11/ 3 13:55 太陽の南東の端から黒点が現れました。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2020/11/ 4 13:02 更新
2781群でC1.1の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速に戻っています。

担当 篠原

太陽の南東(左下)の黒点は、2781群と番号が付けられました。
今日は全体の姿が見えるようになっています。

この領域で、昨日の午後、3日16時(世界時3日7時)に、
C1.1の小規模フレアが発生しました。
今のところ目立った活動はこの小さいフレア程度で、
2781群の活動は特に高まってはいません。

また、今朝、4日6時(世界時3日21時)に、
北東側の2780群の領域で、B4.7の小さいフレアが発生しています。
規模は小さいですが、
弱いCME(コロナ質量放出)が飛び出しているかもしれません。

太陽の中央部の南半球側に小さい黒点が発生している様です。
番号が付けられる様な規模に成長するでしょうか。


太陽風は、速度のデータが乱れていますが、
グラフの中盤までは360km/秒程度で推移して、
後半になると320km/秒へ下がっています。
400km/秒近くへの弱い高まりは終わって、低速の風に戻っています。

磁場強度は4nTと平均的な状態で、
南北成分は0nT付近で推移しています。
このため、磁気圏は穏やかです。

掲載している27日周期の図では、
前周期の太陽風は
グラフの最後まで300km/秒付近の低速の風が続いています。
SDO衛星AIA193では、低緯度域にコロナホールは見られず、
今回も同様に低速の太陽風が続きそうです。




太陽の南東(左下)の2781黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。