宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/10/29 13:50 更新 新しく2779黒点群が発生しています。500km/秒の高速太陽風が続いています。 担当 篠原 昨夜から、2778黒点群の左上に新しい黒点が現れ、 現在、2779黒点群として大きく見えています。 27日からの2日間の2778、2779黒点群の様子を、 SDO衛星可視光写真の動画で紹介します。 2778群の黒点の形が大きく変化する様子や、 2779群が急に現れる様子をご覧下さい。 2779黒点群では、C1の小規模フレアが3回発生していて、 現在は2778群よりも活動的な様です。 今後の変化に注目してください。 太陽風は、500km/秒の高さに張り付くようにグラフが推移しています。 磁場強度は、3~5nTの間を変化しています。 磁場の南北成分は、グラフの中盤で南寄りに変化しています。 この時間帯に磁気圏の活動が高まり、 AE指数は、500nT程度の中規模の変化から、 最大で1200nTの大きい変化も発生しています。 その後、磁場の南北成分は0nT付近で変化する様になり、 それと共にAE指数の変化は小さくなっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風はもう1日ほど500km/秒台を保ち、 その後、速度が下がっています。 今回もそろそろ高速風は終わるのかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も1万を超えています。 この後高速太陽風が終わると、 こちらもゆっくりと減少を始めるでしょう。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子 ( 2 MeV 以上 ) の変化 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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