宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/25 --- ---
10/24 --- ---
10/23 --- ---

黒点 10/25 (NOAA)
磁場 フレア
2776 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 557 +0.8
-2 h 559 +1.0
-4 h 553 -1.4
-6 h 563 -0.1
-8 h 557 +1.8
-10 h 550 -0.5
-12 h 537 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 5x10^2
10/25 0.8 9x10^2
10/24 0.7 6x10^2
10/23 0.7 3x10^2
10/22 0.8 2x10^2
10/21 0.7 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/10/20 12:55 太陽でコロナの弱い噴出が発生しています。太陽風は平均的な状態です。
2020/10/21 12:30 Bクラスの小さいフレアが発生しています。太陽風はやや低速になりました。
2020/10/22 13:01 太陽風は低速の状態で、磁気圏も概ね静穏です。
2020/10/23 11:09 太陽風は平均的な速度に上がっています。新しい黒点が現れている様です。
2020/10/24 14:06 高速太陽風が到来し、530km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2020/10/25 13:24 更新
高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態が続きました。

担当 篠原

高速の太陽風が続いています。
速度は、530km/秒から550km/秒へ少し上昇しています。
磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。

磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に再び南寄りに変わり、
-2nT前後の南向きの変化が続きました。
このため、AE指数では500~800nTの中規模の変化が発生しています。
そして、今日未明からは(世界時24日18時頃)、
南北成分は0nTを挟んで南北に小幅で変化する様になり、
AE指数のグラフも後半は200nT程度の小さい変化に変わっています。

SDO衛星AIA193では、
北半球の中緯度域にコロナホールが見えています。
27日周期の図の前周期の太陽風は、
もう5日ほど高速の状態が続いています。


太陽の2776黒点群は、南西の端に近付いています。
今朝、25日6時(世界時24日21時)に、
B2.3の小さいフレアを起こしています。

STEREO Ahead衛星を参照すると、
太陽の東端の向こう側に活動的な領域は見られない様です。
2776群が沈むと、太陽は無黒点になるかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。