宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/25 13:24 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的な状態が続きました。 担当 篠原 高速の太陽風が続いています。 速度は、530km/秒から550km/秒へ少し上昇しています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な状態です。 磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に再び南寄りに変わり、 -2nT前後の南向きの変化が続きました。 このため、AE指数では500~800nTの中規模の変化が発生しています。 そして、今日未明からは(世界時24日18時頃)、 南北成分は0nTを挟んで南北に小幅で変化する様になり、 AE指数のグラフも後半は200nT程度の小さい変化に変わっています。 SDO衛星AIA193では、 北半球の中緯度域にコロナホールが見えています。 27日周期の図の前周期の太陽風は、 もう5日ほど高速の状態が続いています。 太陽の2776黒点群は、南西の端に近付いています。 今朝、25日6時(世界時24日21時)に、 B2.3の小さいフレアを起こしています。 STEREO Ahead衛星を参照すると、 太陽の東端の向こう側に活動的な領域は見られない様です。 2776群が沈むと、太陽は無黒点になるかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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