宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/22 13:01 更新 太陽風は低速の状態で、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風は、350~400km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、昨日のニュースの頃に10nTに強まっていた様です。 その後は次第に低下して、 現在は7nTと平均的な値に戻りかけています。 AE指数は、700nTと中規模の変化が1回発生していますが、 その後は小さい変化に留まっています。 磁気圏は概ね静穏です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は既に500km/秒の高速風になっています。 今回はどこから速度の高まりが始まるでしょうか。 SDO衛星AIA193では、太陽の北半球側にコロナホールが見えています。 今後、この領域の影響が到来するのではないでしょうか。 太陽は、2776黒点群が南西側に見えているだけです。 X線グラフの変化はなく、穏やかな状態です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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