宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/19 12:29 更新 低速の太陽風が続いていますが、速度は350km/秒へ少し上がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、350km/秒へ少し上がっていますが、 低速の状態は続いています。 磁場強度は、5nTからグラフの最後は4nTへ少し下がっています。 磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 磁気圏も穏やかで、 AE指数は、小さい変化が一度見られるだけで、 その他の時間帯は変化がありません。 27日周期の図を参照すると、 太陽風速度はこれから次第に高まって行く可能性があります。 磁場強度の変化も参考にしながら、速度の変化に注目してください。 前周期は、高速の太陽風が10日にわたって続きました。 今回はどの様な高まりになるでしょうか。 太陽は、2776黒点群でB4.0など Bクラスの小さいフレアが数回発生しています。 X線グラフでは活動が強まる様子はありませんが、 この後どうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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