宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/10/16 14:02 更新 2776黒点群が少し大きくなっています。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の2776黒点群が少し大きくなって、 いつもの可視光写真ではっきりと見える様になっています。 1枚目に拡大写真も掲載します。 昨日の午後には、B1.1、B1.4の小さいフレアを起こしていますが、 今日に入った頃(世界時の15時以降)からは X線グラフは静かになっています。 この後はどの様に推移するでしょうか。 太陽風は、昨夜には260km/秒まで速度が下がりましたが、 今日に入った頃に300km/秒へ少し戻っています。 低速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態から、 現在は6nTと平均的な値に高まっています。 南北成分は北寄りの傾向が続いていて、磁気圏は穏やかです。 AE指数はほとんど変化の見られない状態です。 SDO衛星AIA193を見ると、 南東(左下)の低緯度域にコロナホールが見えています。 昨日もぼんやりとした影として見えていましたが、 今日は濃さがはっきりしています。 広がりが小さいので影響も小さいと思いますが、 4~5日後に太陽風が少し高まるかもしれません。 学内で工事を行うため、明日は建物全体が停電します。 そのため、今日の午後にWebサーバーを外部に移します。 ニュースの更新は続けますが、 情報BOXなどのリアルタイム情報は停止します。 2776黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |