宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/10/14 11:56 更新 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。太陽の東端から新しい領域が現れています。 担当 篠原 太陽風は、290~300km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、8nTにやや強まった状態から、 5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、弱い北寄りが続いています。 このため磁気圏はとても穏やかで、 AE指数は変化のない状態です。 SDO衛星AIA193は、極域以外はぼんやりと光っていて、 この後も、低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 NOAAの黒点群リストでは2775群は消えていますが、 SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 まだ、微かに黒い点が見えています。 一方、東の端(左端)からは新しい活動領域が現れています。 掲載の可視光写真では分かりませんが、 拡大写真を見ると、黒点がある様です。 そして、SDO衛星AIA193で小さく光っている北西の端近く(右上)にも、 小さい黒点ができている様です。 拡大写真でやっと分かる程度なので、 NOAAの番号は付かないままになりそうです。 X線グラフでは、B1の小さいフレアが発生しています。 Bクラスに達する変化は、9月26日のC1.0以来です。 このフレアと前後の小さいフレアは、 東端の新しい領域で発生しています。 今後の活動に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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