宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/15 --- ---
10/14 --- ---
10/13 --- ---

黒点 10/15 (NOAA)
磁場 フレア
2776 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 272 +1.0
-2 h 272 +0.6
-4 h 271 -0.3
-6 h 266 +0.9
-8 h 270 +0.1
-10 h 274 +1.4
-12 h 270 +0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -12 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 3x10^1
10/15 0.7 2x10^2
10/14 0.7 2x10^2
10/13 0.7 3x10^2
10/12 0.8 8x10^2
10/11 0.9 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/10/10 13:02 太陽風は300km/秒に下がっています。2つの黒点に群番号が付けられています。
2020/10/11 13:47 300km/秒の低速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。
2020/10/12 11:55 太陽風の速度は290km/秒に下がっています。磁気圏も穏やかです。
2020/10/13 14:06 太陽風は低速の状態が続いています。2775黒点群は消えかけています。
2020/10/14 11:56 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。太陽の東端から新しい領域が現れています。
最新のニュース

2020/10/15 13:02 更新
太陽風の速度は270km/秒に下がっています。新しい黒点は2776群となっています。

担当 篠原

太陽風の速度は270km/秒へ下がり、かなり低速になっています。
27日周期の図では、
速度のグラフは300km/秒以上を描いていますが、
10月10日以降は緑色の線がほとんど見えない低速風が続いています。

太陽風の磁場強度は、3nTとやや弱い状態に下がっています。
南北成分は弱い北寄りが続いていて、
速度がかなり下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかです。
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の東端まで低緯度域にコロナホールはありません。
27日周期の図を見ると、
前周期は5日後に相当する9月23日から速度が高まり始めているのですが、
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、南東に現れた黒点に2776群と番号が付けられています。
NOAA/SWPCの記録では、B1の小さいフレアが7回ほど発生しています。
黒点の規模はさらに拡大するでしょうか。
引き続き注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。