宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/13 14:06 更新 太陽風は低速の状態が続いています。2775黒点群は消えかけています。 担当 篠原 太陽風は、300km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度は、グラフの前半は5nTでしたが、 次第に高まって、現在は8nTと少し強まっています。 磁場の南北成分は、全体としては北寄りの傾向になっています。 低速でもあるため、磁気圏はとても穏やかです。 AE指数は、磁場が一時的に南を向いた頃に 250nTの小規模の変化が起きただけです。 SDO衛星AIA193にはコロナホールは見られず、 太陽風は低速の状態がこの後も続きそうです。 太陽は、2775黒点群の黒点が消えかけています。 SDO衛星AIA193では、東の端が明るくなっていて、 活動的な領域が近づいている様です。 ここに黒点はあるでしょうか。 X線グラフは変化が少なくなり、とても穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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