宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/12 11:55 更新 太陽風の速度は290km/秒に下がっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、小幅ですが290km/秒へ更に下がっています。 磁場強度は、5nTから1nTへ下がり、再び5nTに戻って言います。 南北成分は、0nT付近を推移していて、 時々、南北に変化しています。 磁気圏は静穏で、 AE指数は、一時的に200nTの小さい変化が起きている程度です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風は9月23日に速度の高まりが始まっています。 今回も同様であれば、来週の10月19日くらいまでは、 低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、右側の2774群は黒点が見えなくなり、 左側の2775群も黒点は小さくなっています。 北東の活動的な領域は、Aクラスの小さいフレアは発生していますが、 黒点は見えていない様です。 太陽は、穏やかな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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