宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/10 13:02 更新 太陽風は300km/秒に下がっています。2つの黒点に群番号が付けられています。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒から300km/秒へ更に下がっています。 磁場強度は、3nT前後とやや弱い状態です。 磁場の南北成分は、概ね北寄りで推移しています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏はとても穏やかで、 AE指数は全く変化がありません。 SDO衛星AIA193は、 淡いコロナホールが横に伸びているように見えますが、 この様子だと、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、南半球の黒点に、 2774群、2775群と番号が付けられました。 しかし、西側の2774群はほとんど見えなくなっています。 一方、2775群では、Aクラスの小さいフレアが発生しています。 SDO衛星AIA193では、 北半球の東端に明るい領域が見え始めています。 ここから新しい活動領域が姿を現しそうです。 黒点は見えるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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