宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/ 9 13:10 更新 太陽風は低速になっています。太陽は、黒点が2か所に見えています。 担当 篠原 太陽風の速度は低下して、 320km/秒と低速の風に戻っています。 磁場強度は2~4nTの間を変化して、弱い状態です。 磁場の南北成分の変化は小さく、速度も下がっているため、 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 SDO衛星AIA193は、北極と南極にコロナホールがあるだけで、 低緯度域は全体的にぼんやりと光っています。 このまま低速の太陽風が続きそうです。 太陽は、昨日見え始めた南東の黒点と、 中央部の南側にも新しい黒点が現れています。 この程度に見えていれば、 明日は黒点群の番号が付けられているのではないでしょうか。 X線グラフは、今のところ目立つ変化はなく、 太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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