宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 7 --- ---
10/ 6 --- ---
10/ 5 --- ---

黒点 10/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:55 323 +1.4
-2 h 325 +3.2
-4 h 328 +3.6
-6 h 329 +2.6
-8 h 336 +1.6
-10 h 339 +2.2
-12 h 347 +4.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -39 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 1x10^2
10/ 7 0.7 9x10^2
10/ 6 0.7 3x10^4
10/ 5 0.7 4x10^4
10/ 4 0.8 2x10^4
10/ 3 0.8 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/10/ 2 13:39 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2020/10/ 3 12:59 太陽風はやや高速程度に下がっています。太陽は無黒点です。
2020/10/ 4 13:01 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。
2020/10/ 5 12:14 太陽風は低速になっています。9月の黒点相対数は 0.7 でした。
2020/10/ 6 13:29 太陽風磁場の強まりが到来して、磁気圏の活動も活発になりました。
最新のニュース

2020/10/ 7 12:02 更新
太陽風磁場の強まりは終わり、太陽風は低速の穏やかな状態です。

担当 篠原

SOHO衛星の観測によると、
昨日の午後、6日16時(世界時6日7時)頃から、
太陽の西に向かって(右方向)、
CME(コロナ質量放出)が飛び出しています。
LASCO C2、C3の動画を掲載します。

SDO衛星の画像では、はっきりとは分かりませんが、
北西の緯度の高い領域(右上)で、
淡いフィラメント噴出が発生したのかもしれません。

CMEは太陽の右方向に向かっているので、
地球への影響は小さいでしょう。


太陽は今日も無黒点です。
X線グラフも特に変化はなく、穏やかです。


太陽風は、今日に入る頃に磁場強度は5nTへ下がり、
磁場の強まりは終わっています。
現在は4nTです。

速度は320km/秒近くへ下がっていて、
低速の状態が続いています。

磁場の南北成分は、昨日のニュースの後に北向きに変わり、
現在も弱い北寄りの状態が続いています。

磁気圏は穏やかになっていて、
AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、コロナホールはなく、
低速の穏やかな太陽風が続きそうです。



太陽の西に向かって飛び出したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。