宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 5 --- ---
10/ 4 --- ---
10/ 3 --- ---

黒点 10/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:04 344 -0.9
-2 h 334 +0.7
-4 h 345 -1.0
-6 h 346 -2.0
-8 h 374 -1.9
-10 h 387 -2.6
-12 h 391 -1.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
11:30 -53 -/ -
-2 h -42 -/ -
-4 h -41 -/ -
-6 h -41 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -34 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 1x10^4
10/ 5 0.7 3x10^4
10/ 4 0.8 2x10^4
10/ 3 0.8 4x10^4
10/ 2 0.8 3x10^4
10/ 1 0.7 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
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AIA193動画 (SDO)
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SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/30 12:41 600km/秒の高速太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2020/10/ 1 12:35 太陽風の速度は540km/秒に下がり、高速太陽風は終わりに近付いています。
2020/10/ 2 13:39 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。
2020/10/ 3 12:59 太陽風はやや高速程度に下がっています。太陽は無黒点です。
2020/10/ 4 13:01 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。
最新のニュース

2020/10/ 5 12:14 更新
太陽風は低速になっています。9月の黒点相対数は 0.7 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、9月の黒点相対数の月平均値は、
0.7 と発表されています。
1を割るのは、5月の 0.2 以来、4か月ぶりです。
2019年12月に太陽の活動周期は
極小を迎えたと考えられていますが、
黒点数は、単純には増加して行かない様です。

そして、9月の無黒点日の日数は26日でした。
6〜8月は10日台に下がっていたのですが、
こちらも4か月ぶりに20日台に戻っています。
10月に入っても、無黒点の状態は続いていて、
この後、太陽はどの様に推移するのでしょうか。


その太陽は、今日も穏やかです。
黒点はなく、X線グラフも変化はありません。

STEREO Ahead衛星によると、
太陽の東端の向こう側にも活動的な領域はない様です。


太陽風の速度は、400km/秒台を割って、
340km/秒へ下がっています。
太陽風は低速の風に変わっています。

磁場強度も、2〜3nTと弱くなっています。
南北成分は弱い南寄りになっていますが、
速度が下がって、磁気圏は穏やかです。
AE指数は小さい変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
低緯度域にコロナホールは特に見られず、
今後も穏やかな太陽風が続きそうです。





太陽黒点相対数の長期変化。9月の黒点相対数は 0.7 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点日の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。