宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/ 4 13:01 更新 太陽風は平均的な速度に戻りました。磁気圏も穏やかになっています。 担当 篠原 太陽風の速度は400km/秒へ下がり、 平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 磁場の南北成分は小幅で南北に変化していますが、 速度が下がってきたため、磁気圏の活動は小さくなり、 AE指数は時々小規模の活動が見られる程度で、 全体的に変化は少なくなっています。 SDO衛星AIA193は、 太陽の中心に淡いコロナホールが見える程度で、 この後の太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 27日周期の図を見ても、 前周期の太陽風は9月14日に少し高まった程度で、 その他は低速の風が続いています。 太陽は今日も無黒点です。 静かな状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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