宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/ 2 13:39 更新 高速の太陽風が続いています。磁気圏もやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は520km/秒へ下がったところで安定し、 現在も高速の状態が続いています。 磁場強度は、4nTから3nTへ下がり、 やや弱くなっています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 磁気圏の活動もやや高まった状態が続き、 AE指数は、1000nTの大きな変化が発生した後、 300〜500nTの小規模の変化が続いています。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールは西の端に近付いて、 写真ではほとんど分からなくなっています。 太陽の中央部はぼんやりと光っているだけで、 この後、太陽風は穏やかな風に変わりそうです。 太陽は、北東(左上)に小さい黒点が現れている様です。 掲載の可視光写真では見つけられませんが、 SDO衛星AIA193で明るく光っている領域です。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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