宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/10/ 1 12:35 更新 太陽風の速度は540km/秒に下がり、高速太陽風は終わりに近付いています。 担当 篠原 太陽風は、今日に入る頃までは600km/秒台が続いていましたが、 その後、ゆっくりと低下が始まり、現在は540km/秒になっています。 高速の状態は続いていますが、 高速太陽風は終わりに近づいている様です。 磁場強度は3〜4nTと、昨日からあまり変化していません。 南北成分は、グラフの中盤までは南北に小さく変化していますが、 その後は、変化が少なくなっています。 AE指数も、途中までは300〜500nT程度の 小規模の変化が続いていますが、 最後は変化が見られなくなっています。 太陽風速度の高まりが終わりに近付くにつれ、 磁気圏の活動も静かになっていくでしょう。 SDO衛星AIA193では、太陽の中央部にコロナホールはありません。 この後は、穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は無黒点です。 STEREO Ahead衛星で東端の向こう側を見ても、 目立つ領域は特にありません。 静かな太陽が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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