宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 9/26 12:47 更新 C1の小規模フレアが発生しました。太陽風は高速で、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 今朝、26日9時(世界時26日0時)に、 太陽の北東(左上)の2773黒点群で、 C1の小規模フレアが発生しました。 Cクラスに達するフレアの発生は、 8月15日のC2.0以来、1か月半ぶりです。 2773黒点群では、 その直前にもBクラスの小さいフレアが2回起きています。 黒点としては、小さい点がかろうじて見える程度で、 特に発達する様子はありません。 太陽風は、480〜500km/秒と高速の状態で推移しています。 磁場強度は、5〜7nTの間で変化しています。 27日周期の図の前周期と同じ様に、 500km/秒前後の太陽風が続いています。 SDO衛星AIA193では、 北半球の濃いコロナホールがちょうど中央線に達しています。 3日後くらいからは、 この領域の影響で太陽風は一段と強まる可能性があります。 太陽風磁場の南北成分は、 -5nT程度の南向きの強まりが度々発生しています。 このため磁気圏の活動も高まって、 AE指数は1000nT前後の活発な変化が続いています。 極域ではきれいなオーロラが発生しているのではないでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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