宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:28)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/22 --- ---
9/21 --- ---
9/20 --- ---

黒点  9/22 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 317 -3.5
-2 h 323 -1.3
-4 h 311 +2.5
-6 h 302 +2.8
-8 h 300 +2.1
-10 h 296 +4.9
-12 h 295 +6.1

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -39 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -20 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -25 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
9/22 0.7 2x10^2
9/21 0.8 1x10^2
9/20 0.8 2x10^2
9/19 0.7 3x10^2
9/18 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/17 12:00 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2020/ 9/18 12:38 300km/秒の低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2020/ 9/19 13:14 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/20 10:00 太陽風の速度は280km/秒へ下がっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/21 08:35 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れそうです。
最新のニュース

2020/ 9/22 10:28 更新
太陽の北東の端から活動的な領域が現れました。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の北東の端(左上)から、活動的な領域が現れました。
活動の様子をSDO衛星AIA171の動画で紹介します。
小さい爆発が頻繁に発生していて、
GOES衛星のX線グラフでも、
Bクラスの小さい変化が続く様になっています。

可視光写真は、白斑が見えてきたところで、
黒点の有無はまだ分かりません。
この後の太陽写真に注目してください。

NOAAの黒点群番号の付いた黒点は、
8月21日の2772群を最後に、1か月現れていません。
(SILSOのデータを参照すると、
この間、完全に無黒点だったということではない様です)
久しぶりの群番号になるでしょうか。


太陽風は、300〜320km/秒の低速の風が続いています。
磁場強度は、6〜8nTと少し強まった状態が続いていますが、
特にそれ以外の変化はありません。

磁場の南北成分は、北寄りの時間が続き、
グラフの最後で南向きに変わっています。
磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化のない状態です。

SDO衛星AIA193では、
北半球の中央部から北東の端(左上)に向かって
コロナホールが伸びています。
今後、この領域の影響が始まりそうです。
27日周期の図では、前周期は8月26日以降、
速度が次第に高まっています。
今回はどの様に推移するか、今後の変化に注目してください。



太陽の北東の端から現れた活動領域の様子。SDO衛星AIA171。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。