宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:34)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/24 --- ---
9/23 --- ---
9/22 --- ---

黒点  9/24 (NOAA)
磁場 フレア
2773 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 474 +1.0
-2 h 422 +2.1
-4 h 430 +0.7
-6 h 458 +0.2
-8 h 422 -3.5
-10 h 400 -4.7
-12 h 398 +0.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 -36 -/ -
-2 h -35 -/ -
-4 h -44 -/ -
-6 h -47 -/ -
-8 h -49 -/ -
-10 h -36 -/ -
-12 h -43 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 3x10^1
9/24 0.7 2x10^2
9/23 0.8 2x10^2
9/22 0.8 2x10^2
9/21 0.8 1x10^2
9/20 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/19 13:14 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/20 10:00 太陽風の速度は280km/秒へ下がっています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/21 08:35 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れそうです。
2020/ 9/22 10:28 太陽の北東の端から活動的な領域が現れました。太陽風は低速です。
2020/ 9/23 13:04 太陽の北東に黒点が現れました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2020/ 9/24 13:34 更新
黒点は2773群となりました。太陽風の速度が高まり始めています。

担当 篠原

太陽の北東に現れた黒点は、2773群と番号が付けられてました。
しかし、黒点は小さくなっている様で、
掲載の写真では見えなくなっています。

一方、太陽の中央部の右下側に小さい黒点ができている様です。
SDO衛星AIA193で明るく光っている場所です。

X線グラフは、Bクラスの小さいフレアが1回起きた程度で、
太陽は、全体としては穏やかです。


太陽風は、昨夜までは360km/秒と低速の状態が続いていましたが、
その後、ゆっくりと速度が上昇して、
現在は500km/秒と高速の状態に達したところです。
太陽風の磁場強度も、5〜9nTとやや強まっています。
速度の上昇はこの後も続く可能性があります。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風もこのあたりで速度が高まり始めています。
前周期は、4日ほどかけて600km/秒まで速度が上昇しました。
今回はどの様に変化するでしょうか。

SDO衛星AIA193を見ると、
太陽の北東側(左上)に濃いコロナホールが見えています。
この領域の影響は5〜6日後くらいになりそうです。
コロナホールの位置としては、前周期よりも左側に変化している様です。
このため、太陽風の変化も前周期より遅れて到来する可能性があります。

太陽風の磁場強度が強くなったため、
-5nT程度の南向きの変化も発生するようになっています。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、1300nTや900nTという規模の大きい変化が発生しています。

速度が高まりつつあるので、
今後も磁場が南向きに変化すると、磁気圏の活動も活発になるでしょう。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr



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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。