宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 9/23 13:04 更新 太陽の北東に黒点が現れました。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上)から新しい黒点が現れています。 今日のNOAAの報告書にはまだ番号が書かれていませんでしたが、 明日には報告されるでしょう。 位置は北緯28度程度と高く、磁場の並びも第25期の順番です。 X線グラフの変化は見られなくなっています。 活動度としては落ち着いてしまったのでしょうか。 太陽風は、低速の状態が続いていますが、 速度は320km/秒から370km/秒へ少し上がっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態に戻り、 グラフの最後では3nTへやや下がっています。 27日周期の図を見ると,前周期の太陽風は、 400km/秒台から500km/秒台へゆっくりと高まっていくところです。 今回はどの様に変化するでしょうか。 注目してください。 磁気圏は穏やかです。 AE指数は小さい変化が起きている程度です。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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