宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2020/ 9/21 08:35 更新 300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れそうです。 担当 篠原 太陽風の速度は、280〜300km/秒と低速の状態が続いています。 磁場強度は、グラフの最初は1nTと弱い状態だったのですが、 昨夜くらいに5nTと平均的な値に高まり、 グラフの最後では8nTへやや強まっています。 この後どの様に推移するのか、注目してください。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北にゆっくり変化しています。 速度がかなり下がってるため磁気圏は穏やかで、 AE指数は、時々小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北東(左上)にやや淡いコロナホールが見えています。 4〜5日後くらいに太陽風に影響が見られるかもしれません。 また、STEREO Ahead衛星によると、 北東の端(左上)の向こう側からコロナホールが近付いています。 SDO衛星AIA193でも、既に淡い影として見えているのかもしれません。 こちらにも注目してください。 太陽は、昨日見えていた小さい黒点は消えてしまい、 無黒点となっています。 一方、X線グラフは、 昨日のニュース以降ゆっくりと上昇が続いています。 これは、太陽の北東の端の向こう側にある活動領域がこちら側に近付いて、 SDO衛星AIA193の左上が明るくなっている様に、 上空の変化が見える様になってきたためです。 明日には黒点が見えているかもしれません。 注目してください。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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