宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:35)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/21 --- ---
9/20 --- ---
9/19 --- ---

黒点  9/20 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:25 306 +3.6
-2 h 295 +2.1
-4 h 293 -1.3
-6 h 288 -0.6
-8 h 288 -0.8
-10 h 296 +3.8
-12 h 300 -1.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -55 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -37 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -34 -/ -
-12 h -31 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 4x10^1
9/21 0.7 1x10^2
9/20 0.8 2x10^2
9/19 0.7 3x10^2
9/18 0.8 2x10^2
9/17 0.8 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2020/ 9/16 12:45 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/17 12:00 低速の太陽風が続いています。太陽は無黒点です。
2020/ 9/18 12:38 300km/秒の低速の太陽風が続いています。磁気圏も静穏です。
2020/ 9/19 13:14 低速の太陽風が続き、磁気圏も穏やかです。
2020/ 9/20 10:00 太陽風の速度は280km/秒へ下がっています。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2020/ 9/21 08:35 更新
300km/秒の低速の太陽風が続いています。太陽の東端から黒点が現れそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、280〜300km/秒と低速の状態が続いています。
磁場強度は、グラフの最初は1nTと弱い状態だったのですが、
昨夜くらいに5nTと平均的な値に高まり、
グラフの最後では8nTへやや強まっています。
この後どの様に推移するのか、注目してください。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北にゆっくり変化しています。
速度がかなり下がってるため磁気圏は穏やかで、
AE指数は、時々小さい変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
太陽の北東(左上)にやや淡いコロナホールが見えています。
4〜5日後くらいに太陽風に影響が見られるかもしれません。

また、STEREO Ahead衛星によると、
北東の端(左上)の向こう側からコロナホールが近付いています。
SDO衛星AIA193でも、既に淡い影として見えているのかもしれません。
こちらにも注目してください。


太陽は、昨日見えていた小さい黒点は消えてしまい、
無黒点となっています。

一方、X線グラフは、
昨日のニュース以降ゆっくりと上昇が続いています。
これは、太陽の北東の端の向こう側にある活動領域がこちら側に近付いて、
SDO衛星AIA193の左上が明るくなっている様に、
上空の変化が見える様になってきたためです。

明日には黒点が見えているかもしれません。
注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。