宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 9/ 1 13:40 更新 太陽風の速度が高まり、磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 昨日の夕方に、太陽風の速度は560km/秒へ上昇し、 以降、この状態が続いています。 高速太陽風は再び高まっています。 磁場強度は、6nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、 -5nT程度の南向きの変化が度々発生しています。 速度が高まったこともあり、 磁気圏の活動はより活発となって、 AE指数は、1700nTに達する激しい変化が発生し、 その後も700nTの中規模の活動が続いています。 SDO衛星AIA193を見ると、 北半球のコロナホールは西半球に進んでいて、 その後には目立つ領域はありません。 高速の太陽風は、 もう3日くらいで終わりを迎えるかもしれません。 太陽は無黒点です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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