宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2020/ 8/30 13:24 更新 太陽風の速度は少し下がっています。磁気圏の活動は高まっています。 担当 篠原 太陽風は、500km/秒の高速風が続いていましたが、 今朝くらいから少し低下して、 現在は460km/秒とやや高速の状態です。 磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 27日周期の図を見ると、 高速太陽風は、前周期の様な勢いで高まってはいません。 今回はこの程度で終わるのか、 あるいは、この後もう一度高まるのか。 SDO衛星AIA193を見ると、 北半球の緯度の高い領域にコロナホールが見えています。 もうしばらく注目してください。 磁気圏は活動的な状態で、 AE指数では、700〜1000nTの中規模の変化が 数回発生しています。 太陽風の速度が下がってきたので、 以降は活動の規模が小さくなるかもしれません。 太陽は無黒点です。 X線グラフも静かです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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