宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by NIT, Kagoshima College |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2020/ 8/28 12:57 更新 太陽風は平均的な速度で、磁気圏も比較的穏やかです。 担当 篠原 昨日紹介した小型の彗星は、更に太陽に近付き、 LSCO C2(赤い写真)でも長い尾を伸ばす様子が見えています。 この後、太陽から離れて行く姿が見えるでしょうか。 太陽風の速度は、昨日のニュース以降は410km/秒程度に下がり、 平均的な速さで落ち着いています。 磁場強度も5nTと平均的な状態です。 速度の高まりは小さい規模で終わっています。 太陽風磁場の南北成分は、 全体としては0nT付近で小さくなっていて、 一時的に南向きに変化した時に、 AE指数に1000nTに達する変化が発生していますが、 その他の時間帯は穏やかです。 27日周期の図を見ると、 前周期の8月2日の太陽風速度の高まりがそのまま回帰すると、 明日くらいになりそうです。 今回はどの様な変化になるでしょうか。 太陽は無黒点です。 X線グラフも静かな状態が続いています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |